『草間彌生美術館』が素晴らしかった…!
建物も作品もグッズもトイレも、全て感動しました。
『草間彌生美術館』は一部撮影OKだったので、見せれるところだけを紹介します!
また注意点も確認してほしいと思います。
◆美術館のグッズ紹介はこちら。
草間彌生美術館とは?
草間彌生美術館は、東京都新宿区にある5階建ての美術館で、2017年10月にオープンしました。
- 住所:〒162-0851 東京都新宿区弁天町107
- 開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日
- 入場:日時指定の完全予約・定員制(各回90分)
- チケット:美術館ウェブサイトのみで販売。オンラインチケット制のため、美術館窓口では販売していません
- チケット料金:一般1,100円/小中高生600円/未就学児は無料
1F:入口/受付/ショップ
まず1階の入り口で、チケット(スマホ画面)を係りの方に見せて、入場します。
チケットは美術館ウェブサイトのみで販売されていて、日時指定の完全予約制(各回90分)です。
ちなみに、私は当日の入場1時間前にチケットを購入しました!
平日ならあまり混んでいないので、当日の直前でも希望日時のチケットが買えると思います。
1階に四角い鏡の作品(『去ってゆく冬』)があります。
穴を覗くと永遠が見えた気がします!
※顔を近づけて覗こうとしたら注意されたので、一歩手前から覗いてみてください!
2・3F:ギャラリー(企画展示)
2階3階は企画展示エリアで、撮影禁止でした。
私が訪れた時は、『神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム』という企画展が行われていました。(会期:2021年4月29日〜12月26日)
2階はモノクロの絵画作品と、銀色や金色のニョロニョロした不気味なオブジェ(『希死』)が展示されていました。
3階は床に銀色のスライムのようなもの(『雲』)が敷き詰められていて面白かったです!
また壁中に鮮やかな色彩の作品(『わが永遠の魂』シリーズ)が並んでいて迫力がありました。
2021年現在92歳の草間さん。2020年に描いた作品が力強くて感動しました。さらに作品のタイトルもカッコイイ。下記の通りです。
◆2020年作品タイトル(『わが永遠の魂』シリーズ)
- 『心いっぱいの努力をして人生を終えたい』
- 『永遠にわが命をすばらしく持ちつづけたいと日々願ってきた』
- 『やがて死がせまりくるというのに 道を求めて永く歩みきりし日々』
- 『宇宙の永遠の彼方は青色の祭りに燃えていた この私が受け取った愛の光景 この瞬間のすべてを忘れないでね』
- 『宇宙のすべてを語りたい』
- 『人の世の愛のすべてをみよう』
- 『輝く星 求めれば求めるほどに輝いてくる』
- 『わが永遠の人類に愛をささげる』
- 『宇宙の星くずを見上げる時 私は自殺することを忘れる』
タイトルと作品をみて自然と涙が出てきました。
4F:ギャラリー(ひまわりの部屋)
4階は『フラワー・オブセッション』という作品。
ひまわりの花を一つ選び、部屋の中に貼り付けるという体験型のアート作品です。
部屋の中は定員制なので、平日の午後で、4人くらいの列ができていました。
異様すぎる空間…!頭がおかしくなりそうです!
床にはシールが貼ってあります。
目がチカチカするし、ハチがたかってるみたいで気持ち悪いですが、ここに来場した人がみんな同じ体験をして、ひとつの作品を作り続けているということに感動しました。
5F:屋上ギャラリー/資料室
5階には小さな資料スペースと屋外ギャラリーがあります。
資料スペースには椅子が2席あり、草間さんの画集などをゆっくり読むことができました。
そして、屋上へ出ると、大きなお花が!一気にテンション上がりました!
色使いとドット模様が不気味で面白いです。
屋上にはベンチがあります。
屋上のエレベーターで1階に下りますが、エレベーターの中が鏡張りでビックリ!
さらに、トイレ↑も鏡張りでドキドキしました(笑)
エレベーターもトイレも草間ワールド全開。
パワフルな作品にたくさん元気をもらいました!
まだ行ったことがない方は、是非おすすめです!
ただし、いくつか注意点があるので、行く前に確認してもらいたいと思います。
注意点
観覧にあたって
美術館の利用上の「注意点」は一階に掲載されています。
「ベビーカーのご利用はご遠慮ください。受付で一時お預かりします」などと書かれています。
上りは階段/下りはエレベーター
最大の注意点は、「上りは階段のみ」ということです。
館内は「一方通行」で、「上りは階段、下りはエスカレーター」と決められていました。
上り階段に自信がない人は、エレベーターを利用していいのかどうか、事前に美術館に確認したほうが安心です。
所要時間(60~80分)
所要時間はじっくり見ても80分くらいです。
さらっと見たら60分くらいだと思います。
入場チケットは日時指定の完全予約・定員制(各回90分)でなので、とにかく入場時間に遅刻しなければ、余裕をもって観ることが出来ますよ!
ショップ(グッズ売り場だけの利用不可)
1階に小さなミュージアムショップがありますが、ショップの利用には入場チケットが必要です。
かぼちゃ缶入りのシガール(ヨックモック)や、ポストカード、ハンカチなど、草間彌生美術館限定グッズが購入できます!
奥に見えるのは、ドット缶入りのゴーフル(上野凮月堂)です。
美術館グッズの詳細はこちらで紹介してます。
◆草間彌生グッズは MoMA STORE や ラムフロム という通販ショップでも購入できます!
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