
猫グッズが充実していると知り、神保町の文房具店「文房堂」へ行ってきました!
読み方は「ぶんぼうどう」ではなく「ぶんぽうどう」です。
アクセスは神保町駅から徒歩約5分。
御茶ノ水駅から徒歩約7分。

文房堂は「神田すずらん通り」を千代田通り側から入ってすぐでした。

神田すずらん通りには、すずらんの形の街灯や、すずらんの絵が描かれたボラード(車止め)が、かわいい!

歴史と風格を感じる文房堂がありました!
なんと文房堂の正面外壁は、1922年(大正11年)のもの!
創業は1887年(明治20年)だそう。

お店の外壁に説明がありました。
Bumpodo SINCE 1887
この建物の正面外壁は、1922年、(大正11年)12月26日に竣工した旧本社屋のものです。
竣工の翌年、関東大震災により内部が焼失しましたが、当時としては数少ない鉄筋コンクリート建築であったために、倒壊を免れました。また、第2次世界大戦の戦禍をも幸いにして、くぐり抜けてきました。
私共は、このささやかな「歴史」を記憶に留めるべく、正面外壁を保存するものです。
1990年8月 株式会社 文房堂

1993年には「都市景観賞」(第2回千代田区景観賞 ちよだ景観界隈賞)を受賞。
2003年には「千代田区景観まちづくり重要物件」に指定されたとのこと。

そして楽しい猫の入口!
「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」
と宮沢賢治の「注文の多い料理店」の怪しい一文も書かれています。
大きな猫に食べらるという非日常体験から買い物がスタート!
文房堂は画材屋さんですが、1階の猫グッズコーナーが充実しており、他にも珍しい雑貨がたくさん!
アクセサリーやピンバッジ、ブックマーク、トートバッグ、ハンカチ、お皿なども売っていてワクワクしっぱなしでした。
あっという間に時間が過ぎ、今回は1階しか見れませんでしたが、文房堂にはカフェやギャラリーもあるので、次回は時間に余裕をもって行きたいです。
ちなみに店内は撮影OKとのこと!(人が映らないようにすれば、SNS掲載もOK)
◆文房堂
- 7F・5F アートスクール
- 6F 額縁
- 4F ギャラリー
- 3F 文房堂GalleryCafe
- 2F 文具・デザイン・コミック
- 1F 画材・文房堂セレクション
- B1F 版画・粘土・絵手紙材料・紙

文房堂から徒歩4分。
お茶の水小学校の近くに「吾輩は猫である」の碑を発見!
吾輩は猫である 名前はまだ無い
明治11年 夏目漱石 錦華に学ぶ

夏目漱石は錦華(きんか)小学校(現・お茶の水小学校)で学んだそう。
猫好きは文房堂と合わせて、こちらの碑も必見!
文房堂のある神田すずらん通りでは、毎秋「神保町ブックフェスティバル」(2025.10.25-26)、そして神保町古書店街では「東京名物 神田古本まつり」(2025.10.24-11.3)が開催されるので、合わせて要チェックです!


