仙台銘菓「萩の月」の女性イラストと、ロッテの梅飴「小梅ちゃん」は、どちらも林静一さんというイラストレーターでした!
林静一の「小梅ちゃん」と「萩の月」
仙台銘菓「萩の月」に入っていた商品案内の冊子イラストと、ロッテの飴「小梅ちゃん」がどうも似ていると思ったら!
どちらも林静一さんというイラストレーター(1945年生まれ)でした!
林さんは、「横顔のほうが女性のナイーブな情感が伝わりやすい」からと、女性の横顔を描くことが多いようです。
現代の竹久夢二とも言われるとか。細くて色白で物憂げで和装の女性像は確かに似ています。
「小梅」は1974年に販売開始。小梅ちゃんは発売当時からCMに登場し、1981年からはパッケージにも登場しました。
▼こちらは、林静一の「小梅」CM。
1975年のベニス国際広告映画祭で銅賞を受賞しました!
ロッテ 小梅 CM 1975年 「冬・車窓」篇 ※ベニス国際広告映画祭 銅賞
最後の「小梅ちゃ~ん!」がおなじみのようです。
日本的で昔っぽい感じが受けたとか。
今の小梅ちゃんと顔が全然違います!45年たった今の小梅ちゃんがずいぶん洗練されたのが分かります。
「萩の月」は1979年に販売開始ですが、林静一さんのイラストがいつから使われていたかは分かりません。
2018年に「春」「夏」「秋」「冬」「通年」の5作品を制作しました。
CMでも横顔だけです。2018年のCMにしては、古っぽいですが、味があっていいですね。
ちなみに「萩の月」のパッケージの箱のイラストは、やや趣が違います。
多分、こちらは林静一さんのイラストではないはず。こちらが元祖なのでしょうか。
林静一さんのイラストは、萩の月の箱に同封されている商品説明の冊子の表紙に描かれていました。
小梅ちゃんのプロフィール
小梅ちゃんは、東京都小石川出身の15歳。
お松、竹子、小梅の3姉妹の末っ子で、
趣味はかんざし集めだそうです!
初恋相手の真(まこと)は、17歳で乗馬が得意。
経済を学ぶために英国留学を目指している、等々。
ロッテの「小梅」ブランドサイトには、プロフィール以外にも、初恋ストーリーや、従姉妹のラブストーリーなどが細かく描かれています。
「小梅」は、飴なのに甘すぎないところが貴重な存在ですよね。 特に中の梅ペーストがおいしいです。
発売45周年とは驚きです。 この先、小梅ちゃんがどう変わるのか?楽しみです!
さいごに
林静一さんを初めて知りましたが、「萩の月」も「小梅」も大好きだったので、同じイラストレーターだったのには驚きました!
かんざし集めが趣味の小梅ちゃんだからなのか、かんざしのデザイン違いで、色んなパッケージの「小梅」があるみたいです。
今度からはもっとイラストに注目したいと思います!
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