上野には美術館に行かなくても、アートを楽しめる場所があります。
上野恩賜公園を散歩中に見つけた「芸術の散歩道」の展示作品(2019年)を紹介します!
※画像は全て2019年12月末頃に撮影しました。
上野恩賜公園「芸術の散歩道」とは?
「芸術の散歩道」は、上野恩賜公園内の旧奏楽堂前園路広場(東京都美術館の近く)にあります。
「芸術の散歩道」には、東京藝術大学芸術学部の卒業・修行制作作品の中から選ばれた特に優れた作品が展示されています。
平成18年から始まった事業で、毎年違う作品が観れます。
また展示場所が屋外の自然の中なので、季節や天気によって作品の見え方が変わるのが面白いです。
「さわれた夢」福島李子
ぱっと見は自然にできた岩のようです。
「さわれた夢」という作品名を知ると、白い塊が「夢」を表現していることが分かりました。
「解放」君島英樹
黒い箱から白い液体が流れ出ているようです。
「解放」という作品名を知ると、石が硬さから解放されて、液体のように柔らかく表現されているのかなと思いました。
「con・nect・ed」ジェームス花蓮
かわいいと思って犬の顔をよく見ると、顎が外れているようにも見えます。少し暗い雰囲気です。
5匹の犬が列になった「con・nect・ed」という作品です。
落ち葉の色と重なってしまい分かりにくいですが、躍動感がありました!
犬と人間の関係性を表現した作品のようです。
「押入れと宇宙」林岳
中でもこちらは存在感がありました。単純に形が面白く、一目で興味が湧きました。
木々のなかに展示されている為か、この作品も木か何かの植物のように見えてきます。
「押入れと宇宙」という作品名を知ると、奥行きがありそうだけど先が見えない世界を表現しているようでした。
最後に
「芸術の散歩道」の作品数は4~5作品ですが、散歩中に気楽に(無料で)芸術作品を観れるのが嬉しいです!
散歩中にアートを観て、さらに気持ちがリフレッシュされました。
ちなみに今回は1作品「Rationalist」を見落としていたようなので、また近くを散歩する際は全部の作品を観たいと思います。
美術館の街・上野を散歩するなら、無料でアート鑑賞ができる「芸術の散歩道」がおすすめです!
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