2016年に世界遺産登録された上野の「国立西洋美術館」は、無料でも楽しめました!
開館日であれば(基本の休館日は毎週月曜日) 、無料で美術館の中に入り、カフェやショップを楽しむことができます!
前庭のロダン彫刻「考える人」「地獄の門」
国立西洋美術館の開館時間内であれば、前庭にある彫刻はだれでも無料で観ることができます。
ロダンの彫刻「考える人」は、縮こまっているポーズですが迫力があります。
本当に彫刻の内側に筋肉や骨があるかのようにリアルです。
死に直面した恐怖が表現されています。
目が合うと恐怖が伝わり不安な気持ちになりました。
「地獄の門」の扉の上には「考える人」がいます。
絶望が待ち受ける扉。よく見ると多数の人間がもがき苦しんでいる様子が分かるのですが、階段2段の手前までしか近づけませんでした。
ちなみに静岡県立美術館の「地獄の門」は、間近で観ることができました。(入館料必須・常設だったはずです)
ロダン以外にも、エミール=アントワーヌ・ブールデルの彫刻「弓をひくヘラクレス」があります。
躍動的でダイナミックです!
1階「カフェすいれん」、ミュージアムショップ、展覧会特設ショップ
1階のレストラン「CAFE すいれん」やミュージアムショップは、観覧券を買わずに中に入ることができます。
西洋美術館の入り口にチケット売り場がありますが、展覧会を見ない人はスルーして館内に入れます。
CAFEすいれんは、中庭に面したカフェレストランで、軽食やケーキなどが食べられます。
ミュージアムショップには、西洋美術館のオリジナルグッズやポストカード、書籍などが豊富にあり、お土産探しに最適です。
また企画展覧会が開催中なら、1階に特設ショップができるので、そちらも自由に見ることができます。
私が行った時は話題のハプスブルク展か開催中だったので、特設ショップのグッズだけでも豪華で見応えがありました!
また展覧会チラシが置いてあるので、気になるチラシを入手することができます。
地下1階の休憩スペース
国立西洋美術館の入り口を入った先の、左手の階段で地下1階に降りると、自動販売機、複数の椅子、お手洗いがあります。
カフェに入るほどではない時など、軽く休憩できるスペースがあると助かります。
また、国立西洋美術館の「日本初の免震レトロフィット」について説明がありました。
ル・コルビジェによって設計された国立西洋美術館は複雑な構造をしていますが、しっかり耐震強化できているということのようです。
地下1階の一部のガラス窓から、免震部材を見て確認することができました。
最後に。無料観覧日など
今回は観覧券を買わずに、前庭のロダンの彫刻を見て、1階のミュージアムショップを見て、地下で一休みして、十分に楽しめました!
もっと国立西洋美術館を堪能したい場合は、常設展がおすすめです。
ル・コルビジェが設計した国立西洋美術館の「本館」では、常設展(一般料金500円)がやっていて、14世紀から20世紀初頭までの絵画と彫刻を観ることができます。
ちなみ無料観覧日は、毎月の第2、第4土曜日、国際博物館の日(5月18日)、文化の日(11月3日)(※常設展示のみ無料)です。
上野を無料で散歩したい時は、国立西洋美術館がおすすめです!
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