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映画「サウスポー」感想。ボクシングは怖いけど美しい?

最近の楽しみはキックボクシングや総合格闘技の試合を観ることで、年末も格闘技三昧の予定です!

 

今回はボクシング映画「サウスポー」の感想です。

 

悲劇的で恐ろしい世界も描かれていましたが、見応えがありすぎました!

 

 

映画「サウスポー」試合シーンの緊張感が半端ない!


サウスポー DVD

 

まず何よりボクサービリー役のジェイク・ギレンホールの肉体が凄かった!

 

6カ月間のトレーニングによりボクサー体型を作り上げたそうで、説得力と迫力があり過ぎて、試合のシーンは恐ろしい程でした。

 

傷だらけになっても闘争心を失わずに闘い続ける姿は、人間離れして見えました。

 

試合シーンは全てギレンホール本人が演じているそう。

 

演技と分かっていても、ボコボコになり最後まで勝敗が分からない接戦を見るのは、緊張感があり過ぎて心臓に悪かったです。

 

なんと実際に試合の演技中に、レンホーの顔に相手役の人のパンチが入ってしまったことがあったようです。

 

それでもその時は、ギンレイホールは構わず演技(試合)を続けたそうです。

 

まさにリアル!

 

ちなみにビリーの当初のマネージャー役の50セントはヒップホップMCですが、プロボクシングプロモーターもやっているらしいです!

 

ますますリアルです。

 

あらすじ

レンホール演じるボクシング世界チャンピオン、ビリー

 

ビリーには美しい妻と娘が居ましたが、タチの悪いライバルボクサーの挑発に乗ってしまい、悲劇的に妻を失ってしまいます。

 

ビリーはボクサーのライセンスを剥奪され、豪邸も売り払い、娘と離れて暮らすことを余儀なくされます。

 

悲しみと憎しみ、自分への怒りなどと葛藤しながらも、再びボクシングを再開し、娘に雄姿を見せて、家族の絆を取り戻します。

 

過激な映画ではありますが、大事な人とのつながり、家族の絆の物語でもあり、誰もが共感できる部分があると思います。

 

映画の序盤で妻役のレイチェル・マクアダムスを失うのは、本当に惜しかったです。

 

もちろん悲しさもありますが、優しく献身的にサポートするレイチェル・マクアダムスの姿は美しく、単純にもっと映像の中で観ていたかったです。

 

主題歌はエミネム「Phenomenal」

主題歌はエミネムの「Phenomenal」。

 

「Phenomenal」の意味は「驚異的」という意味ですが、この映画にピッタリな言葉だと思います。

 

エミネムの激しさとボクサーの激情がリンクして最高に盛り上がりました。 

 


Southpaw: Music from & Inspire

 

映画のサウンドトラックのCDジャケットは、傷だらけのギレンホール。(モノクロで良かった)

 

ボクシングは怖いけど美しい?

本当かどうかは分かりませんが、ボクシング業界の裏側の描写も怖かったです。

 

選手の体へのダメージを考えず、お金の為に早く試合をやらせたり、

 

試合に勝たせてもらう為に裏でお金を渡したり、

 

アメリカとはいえボクサーの護衛の為にピストルを所持していたり。

 

またボクシングジムに通う少年の家庭環境の問題など現実にもあり得ると思うと苦しかったです。

 

試合を見る側としては、ボクサーの体のダメージが一番気がかりです。

 

映画の中でも、ビリーが相手のパンチを貰いながら攻撃をする試合方法について、このままでは2年で廃人になってしまう、というようなセリフがあったと思います。

 

ボクシングは脳へのダメージが大きく、選手は命を削って試合をしています。

 

はたから見ると、そんな危険なことがよく続けられるな、と思ってしまいますが、その試合に惹かれるのも事実です。

 

命がけの試合は見るのは怖いけど感動します。それはスリルだけではなく、闘う姿が孤高で美しいからかもしれません。

 

映画情報

「サウスポー」

原題  Southpaw

公開 2016年6月3日(日本)

2015年製作/124分/G/アメリ

監督 アントワン・フークア

出演 ジェイク・ギレンホールレイチェル・マクアダムスフォレスト・ウィテカー、オオーナ・ローレンス、50セント、ナオミ・ハリス

 

 

▼ボクシングや激しい映画が好きな人におすすめ!

 

Amazonプライムビデオ「サウスポー(字幕版)」

 

 

 

 

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