1920年代のパリにタイムスリップできる映画「ミッドナイト・イン・パリ」は、ピカソやダリなど有名な芸術家たちが続々登場するので興奮しっぱなしでした!
「ミッドナイト イン パリ」で1920年代のパリにタイムスリップ
ウディ・アレン監督&脚本の映画「ミッドナイトインパリ」が最高に楽しかった!
物語は、恋人とパリ旅行にきた男性が、夜のパリの街で現代と1920年代を行き来するという設定。
小説家を目指す主人公の男性が、1920年代のパリで出会う芸術家が豪華です!
次から次へと有名な芸術家が登場して、イメージ通りの言動をするのが面白かったです。
女性が美しい
映画に登場する女性たちも見どころ。
主人公の男性は、4人の美しい女性たちに囲まれるという夢のような設定。
- 1920年代のパリで恋をする相手役が、マリオン・コティヤール
- 現代の恋人役は、レイチェル・マクアダムス
- 美術館の案内人役に、カーラ・ブルーニ
- レコード屋の店員役に、レア・セドゥ
1920年代のパリで恋をした相手、ピカソの愛人「アドリアナ」を演じるのは、マリオン・コティヤールです。
アドリアナは外見の美しさもありますが、惹かれる男性に対して素直に心を開く様子がとても素敵でした。
4人の女性の中でも、特にレコード屋の女性店員「ガブリエル」に注目!
演じるレア・セドゥの控え目にはにかむ笑顔や、まなざしがセクシーです!
店員とお客という関係でたまたま夜道で出会い、一緒にコーヒーを飲もうなんて、ロマンチックです。
Amazonプライムビデオ「ミッドナイト・イン・パリ(字幕版)」
シュルレアリスムの会話が面白い
主人公の男性がカフェで、ダリ、マン・レイ、ルイス・ブニュエルに出会う場面は一番笑いました!
男性は「タイムスリップして違う時代の女性(ピカソの愛人アドリアナ)に恋をしている」と3人に相談します。
すると3人は「それはごく自然なことだ」と言ったのです!
普通なら「そんなバカな」と言われそうですが、シュルレアリストならではの返答でした。
ダリは、ハマっていた動物のサイのことばかり話して会話が飛ぶのもおかしかった!
変わり者というのが良く伝わりました。
ちなみにサイは1日20kgのフンを出すらしいです。「うんこ展」で学びました。
他にも、動物のはく製だらけの会場でシュルレアリストの結婚式が行われていたりと、シュルレアリストの風変わりさが楽しめました!
映画情報
2011年/スペイン・アメリカ合作/94分
公開 2012年5月26日(日本)
配給 ロングライド
監督 ウディ・アレン
脚本 ウディ・アレン
▼ポスターはゴッホの「星月夜」が使われている
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